SPもバーゲンに行くのですか?

Jun-30-2008


 「ダブ・オービッツ」のプロモーション期間に入り、連日ラジオだ雑誌だウエブサイトだと取材を受けまくっております(毎度同じ事を書きますが、こうなって来ると、ワタシ自身情報を把握しきれておりませんで、「マネージャーの速報」をご参照下さい。何度もページをめくらなくてはならないほど、この夏の情報が書いてあります)。明日はV6の岡田准一さんのラジオ番組に出演するのですが、この番組は岡田さんがゲストにいろいろ質問をする。という事らしいので、これは相手にばかり質問させては行けない、そんなキャバクラ嬢の様な偉そうな事が出来るもんか、こちらからもご質問を投げかけ、キャッチボールによって番組を上手く転がして行かねばと、勝手に質問表を作ってみました

1) 映画版「SP」では、堤真一さんはやっぱり悪役なんでしょうか?それともあれはいつもの、主人公の特異体質による幻視なんでしょうか?

2) 岡田さんはご友人が織らず、「SP」原作者/脚本の金城さんと毎晩ご一緒に映画をご覧に成っていると伺いましたが「パビリオン山椒魚」という映画はご覧に成りましたか?

3) 音楽の菅野さんのOSTは素晴らしいと思うのですが、毎回選曲される、クライマックスで流れるクラシックはどうおもいますか?特に、ショスタコーヴィチの交響曲5番「革命」

 4)素晴らしい飛びつき三角締めを披露されていましたが、どこの道場で、どなたに習った物でしょうか?

 よしこれだけ聞き出せば番組は成功したも同様。またひとつ良い仕事をしてしまったなあ。ワタシのラジオやテレビは、どういう訳か長続きしたことがないけれども、必ず水準以上に面白いと言う特徴があるのでR。などと大満足でうひうひしながら台本をめくっていたら、ワタシが質問するコーナーがひとつもなく(ワタシは岡田さんにマイルスの話を講義する先生役なのでした)、これはヤバい。しかし大丈夫。岡田さんからの質問の返しに、巧みに織り込もうと思います。

 「マイルスって、何で今でも研究する人が絶えないんですか?」
 「いや。研究者が絶えないジャズメンはたくさんいますよ。チャーリー・バードという人は、チャーチー・パーカーと間違えられる事をどのぐらい気にして生きていたか?というような。あと、映画版では堤真一さんはやっぱりそのう・・・悪役なんでしょうか?」

 というような形で。

 さて、当欄愛読者の方ならばご存知、新宿で一斉にバーゲンが始まりますので、実際のところ、もう仕事どころではないのです。カードは使わぬ完全現金主義なので、既に鞄の中に詰め込まれた×00万の札束は、いつでも鞄から飛び出せるのを待っており、特に今年はレディスのスイムウエアのインポートが例年になく充実しているので、50着ぐらい購入し「渋谷DUOのスタンディングの日」に、入り口でスタイル自慢の方々にお配りしようかと思う程ですが、これはちょっと様子を見ることにしましょう。これは冗談ではなく、数時間踊って、着替えてしまうのであれば、スイムウエアは充分ダンスウエアを兼ねると思いますし、セクシーさの追求がカリカチュアにまで至った一部の服から見れば、ソリッドでクールであると思うのですが、それはさておき、ファンメールなどによる報告をもとにすれば、現状ではアディダスのコラボもの(ステラマッカートニーなど)やスポーツマックスなど、スポーツラインに大きめのビジューで来るハイモードクラバー派と、夏物のドレスアップ(ローヒール)で踊ってしまう。という30年代フロア・リヴァイバル派に別れそうな気配が漂っており、どちらも高いクリエイティヴィティと可能性を感じさせます。そうそう。歌舞伎町クラブハイツでは、眼福を堪能させて頂き、有り難うございました。ジャズメン冥利に尽きます。

 と、どうしても女性との共闘関係ばかりが定着していますが、男性諸氏も頑張って下さい。因に初日である7/17はブルーザー・ブロディ没後20周年の記念日なので、我々のエレガントなサウンドの暴力を天国のブロディに捧げようと思います(因に初日は既に残席僅少、二日目はまだ少々余裕があります)。

 「男騒ぎのホストクラブもとても素敵ですが、わたくしの女の体がどうしても甘さを欲しがって止みません。夜会に伺わせて頂きます」というお便りも増え始めております。先日お伝えした様に、どうやら日比谷野外音楽堂は、ペペトルメントアスカラールと東京スカパラダイスオーケストラがエールの交換を行える程度には、客席がハーフ&ハーフに成る模様です。ワタシは色男集団であり、国内でも屈指の接客のクオリティを誇る、彼等に強い敬意を持っております故、ドレスアッパーの皆様に於かれましては、どうかワタシと共闘するかたちで、スカパラさんと彼等のファンの皆様方をおもてなしさしあげようではありませんか。その名もずばり「真夏の夜のジャズ」という映画がU-TUBEに分割アップされておりますのでご参照下さい。この映画には、ジャズと服飾への愛がまだマリアージュしていた頃の、悲しいまでの幸福の絶頂を記録しています。因に第二期ペペトルメントアスカラールは、ヴィオラとハープ以外、全員男性です。

 「ライブM/D 2」の開催が早くも決定しました。濱瀬元彦先生と我々による「音楽理論史とマイルス」というテーマのパネルディスカッション(一部実演あり)と、前回予定していたテーマに至る前にタイムアップとなり涙をのんだ高村是州先生が再登場し、「音楽と服飾の関係史」について議論しながら、マイルスやワタシ、ファレル・ウィリアムスの活動の意味について考察して行きます。詳細はのちほど。それではごきげんよう。


<キャプション>


 銀座午前3時

 新宿午前1時

 筆者が友人の任天堂Wiiで製作した、プレゴプレゴのカメリエーレ、富博くん