御陰さまで

Apr-07-2009




 蓋を開けたら超満員。という事に成りまして、無名DJが興行の足を引っ張らなくて良かった。と胸を撫で下ろしております(笑)。現在、打ち上げを終え、帰宅した所ですが、たった今も感想メールが届き続けています。フロアでペペ・トルメント・アスカラールをキャッチし、シンクロして下さった総ての皆様に感謝致します。共闘というのは、こういう事です。

 ワタシはとんでもないウソつきで、高度成長期も、石油ショックの時代も、バブル経済の頃も、バブル崩壊後のデフレスパイラルの時期も、9/11以降も、ずっとずっと、適当にウソをついてデタラメに生きて来ましたし、正直、ずいぶんと悪い事もしました。しかし、音楽と食事とセックスとモードに関しては、天地神明にかけて、一度も嘘をついた頃が無いので、神様が辛うじて生かして下さっていると、勝手に思っています。

 つまりワタシは、自分が頭グルングルンにならない限りダンスミュージックとは認めませんし、余りの美しさに、たった今踊りながら死んだって良いよ全然。と思わない限り、チークタイムDJであるとは思っていません(「あれ、チークタイムのつもりだったの?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが・笑)。ワタシはそういうものだけ喰らって育ちましたので、自分でもそれ以外にできないのです。フロアを前にしてステージに上がるという事は、その事を神に捧げる、神聖な行為だと思っています。

 軽はずみには申し上げにくい事ですが、ワタシは世の中が酷く成ってくれた方が個人的にも元気が出ますし、仕事もはかどります。芸能や芸術というのは、そういう仕事なのです。つまり、ワタシは今、「良い世の中に成ったもんだ」と心から思っている訳です。ワタシは(大儀見と一緒に。と、この際申し上げても良いです)フロアを2時間以上踊らせる。という大衆的な聖職に就かせて頂き、10年以上が経ちますが、今ほど音楽が試されている時期は無いでしょう。そして、今ほど、せっかちなワタシがフライング気味にやって来た事が、フロアに理解されている時期もないでしょう。


 次のライブは「花と水」になります。その次は今年最初のダブセクステット、その次はペペのグローブ座、そして7月には山下洋輔トリオ結成40周年コンサートがあります。ワタシにとって、音楽は祝福であり、呪いでもあります。セックスや食事やモードも同じです。ステージが滞りましたので、ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。